1955-07-23 第22回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号
ということは、私が当初申し上げましたように、すなわち岡崎栄松なる連続三回当選したところの現職の市長に、一つの威圧と言いますか、警察は好意を持っておるか、さもなければ捜査を非常にめんどうがってやらなかったのか、好意を持ってやらないのか、あるいは怠慢でやらないのか、どっちかだと思うのです。しかも、この最初の開票すなわち投票の増減の問題につきましては、内容はほとんどもう明確になっておるのです。
ということは、私が当初申し上げましたように、すなわち岡崎栄松なる連続三回当選したところの現職の市長に、一つの威圧と言いますか、警察は好意を持っておるか、さもなければ捜査を非常にめんどうがってやらなかったのか、好意を持ってやらないのか、あるいは怠慢でやらないのか、どっちかだと思うのです。しかも、この最初の開票すなわち投票の増減の問題につきましては、内容はほとんどもう明確になっておるのです。
特に過般岡崎栄松市長が検察庁に任意出頭の形で召還されたということは、新聞でもすでに報道されておるのでありまして、私は仙台の地方検察庁は相当責任あるところの行動を展開されておると思うのであります。これにつきまして一つ御報告を承わりたいと思うのであります。
○島上委員長 それから、私から星参考人に一つ伺いますが、ただいま千賀参考人の公述によりますと、「岡崎栄松くたばれ」こう書いてあった投票を有効投票の中に計算してあった、こういうことですが、これはずいぶんおかしな話で、あなたの方ではそういうものも有効投票というふうに部下に指示されておったのでしょうか。
それは「島野武がんばれ」と書いたのが第四投票区に三枚、「岡崎栄松くたばれ」と書いたのが四枚だったと記憶いたします。これは両方とも余宇記載として無効だというふうにしたはずでございます。
○島上委員長 私から千賀参考人に一つだけ伺っておきたいのですが「岡崎栄松くたばれ」と書いた投票があったと先ほど言われましたが、それは岡崎宋松の有効投票の中に計算されておったのですか。
あの仙台の市長選挙につきましては、岡崎栄松、島野武、高橋三郎の三名が立候補いたしまして、保守系でございます前市長の岡崎栄松氏と、革新系の支持いたします島野武氏の接戦となりまして、岡崎氏が五百五十九票の得票差で当選人となったのであります。この選挙の結果につきまして、五月十二日に、佐藤輝夫ほか二名から、市、長選挙に関します選挙と当選の無効の異議申し立てがあったわけでございます。
ちょっとお書き取りを願いたいと思いますが、その千賀という立会人が検査したところ、それは大体六時ごろだと思うのですが、調べましたところが、一、岡崎栄松記名の一束五十票の中に島野武名義の記名の票が一票ずつ入っておった。その一票ずつ入った束が八束混入しておった。それから二は、島野武記名の束の中には他の候補者の氏名の票の混入が全くなかったという事実。
それを現在までやらないということは、これは怠慢というばかりでなく、深く事情を話せば、すなわち当選した岡崎栄松という人は前の仙台市長です。よくあることですが、やはり長い間やっており、四年間もやっておれば、警察署長と酒を飲むこともある。
本年の四月三十日に執行されました仙台市長の選挙につきまして、ただいま森委員から御質問がございましたが、この市長選挙におきまして、候補者は五名ございまして、岡崎栄松、この方が六万四千六百四十五票、次点の島野武さんが六万四千八十六票、その次に高橋三郎さんが三万八千三百十四票の得票がございました。
八日の日は、松浦正隆、荻原富雄、岡崎栄松、浦山きえ子、中沢しげ子、新井田喜佐久、西條芳次郎、梅原順治、澁谷順誠、松尾啓三、以上十名を一月八日に取調べることにいたします。一月九日は、南出一雄、一木ゆう太郎、岡琢郎、清水直、尚これは檢事正です。管原弘毅、宮城竹三郎、以上六名を一月九日に取調べることにいたします。 一月十日、十一日を昭和電工事件の証人取調べに充てたいと存じます。
陳情書は宮城縣戸籍事務協議会長岡崎栄松氏であります。